クリスマスの本来の・本当の意味とは?怖い理由4選も解説

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クリスマスは、世界中で愛されている祝祭ですが、その背後には知られざる意味や怖いとされる側面も存在します。

一般的にはイエス・キリストの誕生を祝う日として知られていますが、その起源や伝統には驚くべき歴史が隠されています。でも、楽しいはずのクリスマスにこんな怖い話があるなんて、思ってもみなかった人も多いのではないでしょうか?

そこで今回は、クリスマスの本当の意味と、その背後にある怖いとされる理由5選を紹介します!

とくに、クリスマスの歴史や文化に興味がある人や、ちょっとした怖い話が好きな人におすすめです。

編集部
編集部

クリスマスの街の雰囲気、あれが結構好きなんですよね…!

クリスマスの本当の意味とは

クリスマスは、キリスト教における最も重要な祝日の一つで、「イエス・キリストの誕生を祝う日」と一般的には言われています。

しかし正確には、クリスマス(12月25日)は必ずしもイエス・キリストの誕生日ではありません。クリスマスが12月25日に祝われるようになった経緯には、いくつかの歴史的背景や理由があります。

異教徒(ペイガン)による祭り

異教徒(ペイガン)による古代ローマの冬至祭「サトゥルナリア」や、ペルシャの太陽神ミトラの誕生日(ミトラ祭)など、冬至を祝う異教の祭りが12月25日前後に行われていました。

これらの祭りは、太陽の再生や光の復活を象徴しており、キリスト教が広まる中で異教の祝祭をキリスト教の祭日に取り入れることで、新しい信仰を広めやすくする意図があったと考えられます。

ニケーアの会議によって12月25日に決定

西暦4世紀ごろ、ローマのキリスト教会が12月25日をイエス・キリストの誕生日として祝うことを「ニケーアの公会議」と呼ばれるキリスト教の会議によって公式に決定されたのです。

これは、異教の冬至祭をキリスト教化し、イエスの誕生を光の到来として象徴する意味を持たせるためでした。

イエス・キリストの実際の誕生日はいつ?

結論として、聖書には、イエス・キリストの具体的な誕生日についての記述はありません。

いくつかの手がかりから考察はできますが、確定的な日付はわかっていないのです。

ルカによる福音書には、イエスが生まれた夜、羊飼いが野宿していたことが記されています。これは春から秋にかけての季節を示唆しているため、冬の12月ではない可能性があります。

そうなると、イエスが12月25日に生まれたからクリスマスになった、とは言えない可能性があります。

また、一部の研究者は、イエスの誕生が秋の祭りの時期に重なっていたのではないかと推測しています。

クリスマスで「イエス・キリストの誕生を祝う意味」について

クリスマスは、現在ではイエス・キリストの誕生を祝う日とされています。

キリスト教の教義によれば、イエスは神の子として、マリアとヨセフのもとにベツレヘムで生まれました。この出来事が「クリスマス」の語源であり、「キリスト(Christ)のミサ(Mass)」を意味します。

キリスト教の信仰において、イエス・キリストは人類を罪から救うために神から送られた救い主(メシア)とされており、彼の誕生は、人々に希望と救いをもたらす象徴とされています。

イエスの誕生を祝い、その愛と恩恵に感謝することがクリスマスの中心であるとされています。教会では特別な礼拝が行われ、人々は賛美歌を歌い、感謝の祈りを捧げます。

また、クリスマスには、贈り物を交換する習慣があります。これは、東方の三博士がイエスの誕生を祝い、贈り物を捧げたことに由来しています。

編集部
編集部

ややこしいですが、クリスマスはイエス・キリストの誕生日ではないにせよ、いくつかの関係性があることがわかりますね。

クリスマスの本当は怖い意味4選

クリスマスは一般的に楽しく祝う行事として認識されていますが、その背後にはいくつかの「怖い」意味や歴史的背景も存在します。

以下に、クリスマスの隠れた怖い側面をいくつか紹介します。

クランプスの伝説

ヨーロッパの一部では、サンタクロースとは対照的に「クランプス」という恐ろしい悪魔のような存在が登場します。

クランプスは悪い子供たちを罰するために現れ、鞭打ちや袋に詰めて連れ去るという怖い伝説が伝えられています。

ゴーストストーリーの伝統

クリスマスイブにゴーストストーリーを語る伝統もあります。

イギリスでは特に19世紀にこの風習が盛んで、チャールズ・ディケンズの『クリスマス・キャロル』がその代表的な例です。

この物語では、スクルージという冷酷な老人が幽霊たちに取り憑かれ、改心するという怖い要素が含まれています。

冬至の恐怖

古代の人々にとって、冬至は暗闇の力が最も強い時期とされ、悪霊や怪物が活動する時期と信じられていました。

このため、冬至に近いクリスマスもその影響を受け、暗闇や悪霊に対する恐怖が根付いていました。

サンタクロースの不気味な起源

サンタクロースの原型である聖ニコラウスは、実際には子供たちの守護者として知られる聖人ですが、その伝説には不気味な要素も含まれています。

たとえば、ある伝説では、ニコラウスが殺された子供たちを蘇らせるという話があります。

編集部
編集部

クリスマスでも結構怖い話があるんですね…。

クリスマスの本来の・本当の意味や怖い理由まとめ

クリスマスは、イエス・キリストの誕生を祝う日として広く知られていますが、その背後には異教徒の祭りや古代の伝統が影響しています。

クリスマスの起源には、ローマの冬至祭「サトゥルナリア」やミトラ祭などがあり、これらがキリスト教の祝日に取り込まれることで、現在のクリスマスの形が形成されました。

しかし、クリスマスには楽しい側面だけでなく、少し怖い歴史や伝統も隠されています。クランプスの伝説や、ゴーストストーリーの風習、暗闇と悪霊に対する恐怖、そしてサンタクロースの不気味な起源などが挙げられます。

編集部
編集部

とりあえず、クリスマスプレゼントは編集部でいつでも募集中です!w