「八方塞がり」という言葉は一般的に、仕事や人間関係で困難な時に使われることが多いです。
しかし、具体的にどのような意味を持ち、その本当の意味について気になる人も多いのではないでしょうか?
そこで今回は、「八方塞がり」の本当の意味と、占い的にやばいのか?について詳しく解説します!
何やってもうまくいかないときって、すべてをぶん投げたくなりますよねw
「八方塞がり」の本当の意味とは?
「八方塞がり」(はっぽうふさがり)は、日本語の慣用句で、「あらゆる方向、すべての面において行き詰まり、逃げ場がない状態」を意味します。
とくに、実生活では次のような状況を描写するのに用いられます。
- 問題解決の糸口が見つからない
- どのような選択肢を取っても良い結果が得られそうにない
- 周囲の環境や状況によって身動きが取れない
この表現は、単に困難な状況を表すだけでなく、その状況の深刻さや切迫感も含んでいます。
そして、「どうしようもない」「打開策がない」といったニュアンスも含まれます。
【やばい?】九星気学における「八方塞がり」
九星気学では、人々を生まれた年によって九つの星に分類し、それぞれの星が毎年移動する方位に基づいて運勢を占います。
「八方塞がり」の年は、どの方位に向かっても運勢が悪くなるとされ、その年は特に注意が必要とされます。
この状態は、すべての方位が凶方位(運が悪い方向)になっているため、「八方塞がり」と呼ばれます。
なので、八方塞がりの年にいろいろなことに挑戦しようとすると、失敗する可能性も高いので「やばい」かもしれません…。
そのため、八方塞がりの年は「方位除け」という祈願を受けることによって、八方塞がりの状態を脱することができるとされています。
「八方塞がり」の年で注意したいこと
「八方塞がり」の年は何をやってもうまくいかないとされていますが、とくに以下のことには注意した方がよさそうです。
- 旅行や引っ越し:この年には、新しい場所に移動することが避けられるべきであり、特に引っ越しや長距離の旅行は慎重に検討するべきです。
- 新しいことや大切な決断:新しいことの開始や大きな決断は、この年に行うのは控えた方が良いとされます。
- 健康や人間関係:トラブルや誤解が生じやすい時期であるため、健康に注意し、人間関係にも気を配ることが重要とされます。
このように、「八方塞がり」の年は慎重な行動が求められ、自身の運勢や周囲の状況をよく見極めることが重要とされています。
転職、結婚、住宅購入など…大きな決断って結構ありますよね…。
「八方塞がり」の由来とは?
この表現は、江戸時代から使われていたとされ、当時の日本の文化や生活環境においても人々が体験した困難や行き詰まりの感覚を具体的に表現するために使われてきました。
「八方塞がり」の「八方」は、「東西南北」の四方とそれぞれの間の方向を加えた八つの方向を指します。
これは、すべての方向を意味しており、どの方向に行っても進めないということを強調しています。
「塞がり」は、「閉じる」や「通れない」という意味で、「八方塞がり」は、あらゆる方向が閉じられていて、進む道がない状態を表しています。
特に、陰陽道や九星気学(きゅうせいきがく)といった占いの体系で使われることが多く、現代までその本当の意味が用いられています。
「八方塞がり」の本当の意味まとめ
ここまで、「八方塞がり」の本当の意味や、占い的にはやばいのかなどについて解説しました。
「八方塞がり」は、すべての方向に行き詰まり、困難な状況を意味します。
特に占いにおいては、その年の運勢がやばいので、慎重な行動が求められます。
しかし、しっかり自分自身で「この一年をどうしていくか」の計画を考えたり、「方位除け」の祈願を受けたりすれば大丈夫です。
実際八方塞がりになると、一瞬暇になる現象なんなんでしょう…w